2008年4月15日火曜日

美しき日本の伝統芸能と文化の発展

 私、いま三味線の勉強を突貫工事でやっております。三味線とか和太鼓とかの和楽器は前々から興味もありましたし、日本の音楽を取り入れる我がWaFooのメンバーからも是非やってくれと言われてはいたのですが、いろいろと諸事情があって始めることができませんでした。それはチェロの方で手一杯だったのと、面倒くさかったことと、楽器自体の値段が高かったことと、面倒くさかったことと、本業のベースやアレンジの仕事が忙しかったことと、面倒くさかったことと、面倒くさかったことが主な原因でございました。そのような状況のなか、うちの伯母たちに三味線を買っていただき、退くに退けなく………、いやいや、待ち望んだ状況になったというわけでございます。

調子にのって、こんなケーブルテレビにも出ちゃったりしちゃったりして

 そんで、仲間うちで遊んでるうちは良かったのですが、ニューヨークの尺八の師匠をコンサートで迎えることになったから、さあ大変。マルコ・レイナード氏はスイス人でありながら日本に13年間住み、日本の伝統音楽を徹底的に学んで来た生粋の尺八奏者です。私のように、あっちゃこっちゃに手を出してるミュージシャンとは月とスッポン、アントニオ猪木とアントキの猪木、舘ひろしと猫ひろしぐらいの差がございます。
にゃー


 それでコンサートのためにマルコ先生とリハーサルをやったんですが、まずは格の違いをまざまざと見せつけられました。マルコ先生の尺八が入っただけで、我々の楽曲がガラっと変わりました。我々も日本のテイストを出すために今までさんざん試行錯誤してきたのですが、マルコ先生はそれを一発でやってしまいました。邦楽のプロフェッショナルの力を思い知らされましたよ。
 それと同時に、おそらく私の芸歴15年のプロ生活の中で、ある意味一番難しいリハーサルだったかもしれません。私のつたない三味線の演奏ももちろんなんですが、もっと根本的な問題があって、マルコ先生と呼吸が全然合わなかったんです。分かりやすく言うとタイミングです。これが邦楽のミュージシャンの呼吸なんでしょうけど、休符が曲が終わってしまうかと思うほど長いです。休符を埋めるように私がフィルインすると、よけい長く入って来てくれません。そして四苦八苦してる私を見て、マルコ先生が流暢な日本語で言います。『もっと琵琶のように弾いてくれませんか。あと、バチは使わないで指で弾いて下さい』。琵琶?琵琶の演奏なんか、実際に見たこともありません。でもこの琵琶を弾くようにっていうのは、きっとマルコ先生なりのヒントなんだろうなぁ。今までやってきた、うそんこ邦楽が全否定された感じです。ハァ、もうリハのあいだ中、ずーっと頭をかかえていました。三味線って私のような汚れミュージシャン風情が手を出してはいけないものだったのかもしれませんねぃ。本番は今週末なのに。ああ、頑張らんと。


マルコ先生と
ゆーきちゃん

あとの有象無象
 

マルコ先生率いる『太鼓座』のホームページはこちら
www.taikoza.com

2008年4月7日月曜日

小規模商業と人間関係の構築との関係性

 最近、思い立って mixi や MySpace や Blogger のいわゆる SNS の環境を整備してます。前々から私のような個人経営の自営なんちゃってミュージシャンにはSNSが有効手段であり、もっと言えば最重要なマーケティング・ツールだと言うことは分かってはいたのです。しかし私は生来の無精者。今の今までなかなか重い腰が動かなかったのですよ。でもね、私、今年こそは攻めていくと決めたのです。今年こそは行きまっせ。攻撃型シフトで行きまっせ。SNSを真面目にやって、今年こそ仕事を増やそうと思いたったのでございます。「日記をこまめに更新して、自分の予定を載せていけばいいんですよ」とは、SNSの先輩である、うちのルームメイトのノリちゃんの言葉です。ちょっと面倒ですが、週一ぐらいの更新だったらできない事もありません。しかし、そのあと彼はこう悪魔の一言を付け足したのでした。「それで友達をどんどん増やしていけばいいんです」。一平はこの時、この作戦を遂行するにあたって、極めて重大な問題に直面しました。

私、友達いないんでしたあああ!!

 思わぬ伏兵でございました。友達を作るのが大の苦手の私は、ここで万里の長城並みの壁にぶち当たってしまいました。私は皆さんに逆に訊きたいです。なんで皆さん、そんなに友達(マイミク)がいるんですか?みんな50人とか100人とか当たり前にいますよね。それともこれが普通で私の方が少なすぎるのでしょうか?(私はなぜか突然リストカットしたくなりました)。うちのノリちゃんに至っては362人もいます(08年4月6日現在)。ノリちゃんは言います。「○○さんなんか千人近くいますよ」。せせせ、千人!?試しにその人のページに行ってみました。えええ、お友達が998人もおる!しかも、日記なんかほぼ毎日更新されとる!なんで日記にそんなに書く事があるんじゃ!そうそう毎日オモロイ事なんてあるかい!

 私もねえ、頑張ってはいるんですよ。頑張ってはいるんですけど、なぜか友達が16人より増えないんですわ。しかもよくよく見てみれば、この少数精鋭の友達でカタギの仕事に就いてる人って、ほぼ皆無じゃないですか。

 私、今までの綱渡りのような人生で築いてきた人間関係の根本的な問題をかいま見た気がしました。

2008年4月2日水曜日

旅芸人的幸福計算

 私、前回書いたように旅芸人ミュージシャンという、なかなかに生存確率の低い職業についているので、いつ死んでもいいように、今日という日を幸せに生きられるように『人の本当の至福』というものについて真剣に考えてみようと思いました。そして私は己の幸福を追求し熟考を重ねるうちに、ついにある真理に到達しました。

幸せは金で買うものである

 というわけで、私、いまアメリカで大流行のiPhoneなるものを買ってまいました。くわーっはっはっはっは!

 私は分別もあり思慮深い大人です。ですから、さっそく我がWaFoo楽団の貧乏メンバーの面々に、持つ者と持たざる者の金品の違いをひけらかす事にしました。「これが金のある人間が持つもんじゃい。うわーっはっはっは」と、奴らの顔にグリグリとiPhone様を押し付けてやりました。

 楽団のサイバー部門担当のゆーきちゃんが、なにやらいじっている。となりのアホづらは、ドラマーのアホゆたか(敬称略)。


 「できた」と言い放ち、このサイバー女がiPhoneを手に取ってから25秒ほどの早業で私に見せたものは、油断しきってパスタを貪るハイカロリー・ミュージシャンの姿を待ち受け画面にしたものでした。最近ますます芋洗坂係長に似て来た己の姿を突然目の前に突きつけられ、私はなんかレイプされた気分になりました。
(ちなみにこちらがその時犯されるように撮られた怪人アブラミンの写真でございます。デブは暑がりですので、まだ寒さが残るこの季節にアロハを着てることにもご注目ください)

WaFooのリハーサルの風景
ゆーきちゃんその他大勢


 でもね、このiPhoneなんですけど、私ずーっと携帯を替えてなかったんですよ。自分でも覚えてなかったんですけど1999年から9年間代えてなかったそうです。プロバイダーの人も驚いてました。このトラブル続きだったソニー・エリクソンの携帯が9年ももったんですから、このiPhoneは大事に使えば3000年はもちますよ。

 ハッ、今iPhoneの致命的欠陥に気づきました。この電話、携帯ストラップを付けるところがない………